当院におけるウイルス等の感染防止対策の出来る事とし、処置室の感染防止対策は従来通りスタッフにフェイスシールドの使用。患者さん毎の使い捨てグローブの使用。

フェイスシールド

アルコール消毒剤で手指の消毒は勿論の事、新たに患者さんにもアルコール消毒剤による手指の消毒のお願いを申し上げております。その傍らにはマスク用フックを新設させて頂きました。待合スペース、トイレなど院内ではマスクの着用をお願いしています。

アルコール手指消毒

手に入りにくくなったヘッドレスト不織布カバーを患者さん毎の使い捨てを止めるのでは無く、素材をペーパータオルに代えさせていただきました。

ヘッドレスト

患者さん毎の使い捨てが可能となりました。

待合スペースで他の患者さんと接するのが怖いと感じられている方も多いかと思われます。当院では予約枠の制限を設けておりできるだけ他の患者さんと接しないように気をつけていますが、約束なしで飛び込みで来られたり、約束の時間より1時間以上早く来院されたり、遅れて来られたりする方もみえるので、待合スペースにも高さ180cm以上のパーテーションを設けさせて頂きました。

待合

 3密を避ける為に通路側の窓を開けて、プライベートを確保しつつも換気をできるようにし、15m先まで強制的に空気が循環するよう徹底させて頂いております。

計算上では3分以内で院内の空気が全て入れ替わるようになっています。

換気

 診療スペースでも、換気には注意しております。プライベートが確保される所では窓を開け、ほとんどの処置に診察台脇にある口腔外バキュームを使用し、

換気

エアーゾルを院内に蔓延させるのを防止するだけではなく、吸った空気は屋外のフィルターを装着した装置に集塵され、空気が浄化されてから屋外に強制排出されます。

ロスナイ

業務用ロスナイ換気装置でも強制的に空気を吸気排気ファンにて換気させ空気を入れ替えています。また業務用のウイルス対応集塵機もフル作動し、

エアロクリン

エアロ

院内感染防止の徹底に努めています。院内で使うものは滅菌を徹底し、高圧蒸気滅菌器3台、フル作動させ、

滅菌器1

滅菌機

熱や水蒸気に掛けれない物はガス消毒機で消毒してから患者さんに使用しています。

ガス滅菌

こちらの機器は10年前から使用していたガス消毒機が調子悪くなりそうだったので、2020年6月に新しい物と入れ替えました。

当院では開業した当初より患者さんやスタッフにも安全安心の医療を提供する事がもっとうだった為、今回のコロナウイルス禍でも診療スタイルが特別換わる事はありませんでした。

ただ、待合室は対策が手薄だった為、今できる対策を徹底させて頂きました。今後も持続的に診療可能な安全安心な環境を整えていこうと考えています。

いとう歯科